投稿日:2015年4月4日
今週の新築一戸建て分譲の首都圏で販売広告されたものは2万4863戸で先週の3万6862戸からすると大きく減っています。特に完成在庫が1万5858戸で先週の2万4000戸から9000戸少なくなっています。3月末から4月始めが引越しのピークなので、それに対して販売していたが契約されなかった物件がいったん広告をしなかったものが多かったためです。
それに対して3月に新規販売されたものの中で今週に販売広告されたのが約1000戸ありました。販売平均は3756万円と全体平均の3584万円より+172万円高くなっています。
一番高いのが東京都世田谷区砧の1億490万円で2棟分譲が出ました。小田急線の祖師谷大蔵駅徒歩11分で土地122㎡で建物116㎡と都心では珍しい大型の戸建てです。9000万円台は無くて、8000万円台に世田谷区中町と目黒区目黒と武蔵野市西久保の3件がありました。住宅地として人気のあるアドレスが並んだことになります。しかし7000万円台は世田谷区のみで2件しかありません。
このように7000万円以上は物件が減っています。人気のある住宅地が多いのですが、土地が上がってしまい戸建てとしては適地でなくなり、低層マンションが建っている例が増えています。
その下の6000万円台になると販売は20件を超えてきて選択肢が増えます。ただ土地が90㎡以下で建物が95㎡という狭小3階建てが多くなり、日当たりが悪くて間取りが使いづらいものが多いです。世田谷や杉並や大田区などで交通利便性は良いのですが、住宅としては「高級住宅」とはいいずらいものです。
むしろ5000万円台のほうがより良い物件があります。練馬区などになると土地100㎡以上で建物103㎡以上などがあり、日当たりが良くて駐車場はミニバンも置けるなど戸建て住宅として満足できて、交通利便性も良いものがあります。ただ5000万円台で世田谷や杉並区となると平均で土地79㎡で建物85㎡と小さくて住宅としては疑問符が付きます。その意味からすると戸建て分譲は世田谷や杉並というのは適地でなくなりつつあると言えます。むしろ、環八沿いから16号の間の立地で人気路線の駅徒歩圏が優良な戸建て住宅があるといえます。