投稿日:2015年2月2日
新築一戸建て分譲の1月の新規販売は9922戸で前年同月比▼6.4%と減りました。12月も8484戸と少なく、11月も9839戸で、この3ケ月は連続で1万戸割れと低迷しています。主には完成在庫が多いために、すでに仕入れた土地への着工を遅らさせているためです。
昨年来の新築一戸建て分譲の新規販売と住宅着工戸数の月推移を比較してみると
平成25年12月は住宅着工と新規販売ともに1万2000戸を超えて消費増税駆け込みの最後の月となりました。その後は1万戸から1万1000戸の間を推移していました。それが新規販売は平成26年12月に9000戸を割るほど減りました。1月にはそこよりは回復しましだ1万戸には届かずに平成25年11月から3ケ月連続で1万戸割れと低迷しています。
しかし住宅着工戸数は8月から10月に1万200戸前後で推移した後は、11月に1万600戸に増えて、12月には1万763戸とやや増えています。そのため新規販売と住宅着工はほぼ同じ動きをしていのが、11月からかい離しています。
主な原因は、完成在庫が多くて販売中在庫も増えているために販売広告するために確認申請はとるが実際の着工はせずに土地のままで「青田売り」をする物件が増えているためです。また、新規販売価格が上昇しているために契約価格とのかい離が起きているので、新規販売の時に全戸一斉に販売せずに、値段を伺いながら出す物件が増えていて少棟物件でも1棟とかの販売広告しかしないためです。
また大型分譲となると、価格帯の安い物件から出してしまってそれだけ売れてしまい高い物件が売れずにのこっしまうことを避けるために、高い価格帯から出すと反響が取れないなど、「痛しかゆし」の思案のしどころです。