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11月の新築一戸建て分譲の販売戸数は今年度の最大となった。

投稿日:2013年12月3日

11月の新築一戸建て分譲住宅の販売戸数は5万5321戸となり前月比+3955戸(+7.7%)と増えましたが、前年同月比では▼3596戸(▼6.1%)と減りました。ただ今年度に入っては最大の戸数となりました。消費増税駆け込み需要目当ての新規販売が多かったためです。

新築一戸建て分譲住宅の全国の販売戸数は、平成24年4月は5万1294戸でした。それが新規販売は増えていったのですが、契約が追いつかなかったために、徐々に販売戸数が増えていき、昨年の11月には5万8917戸と直近の最大となりました。

そして昨年の12月に在庫が多すぎたために販売促進が行われました。「アベノミクス」の始まりも相まって契約が多くなり、販売中在庫は減っていき平成25年5月には4万2935戸とここ1年の最小戸数となりました。消費増税駆け込み需要に加えて、「アベノミクスムによる株式市場上昇による資産増大で消費を増やしたことと、超低金利だが金利先高観があり住宅ローン契約を急いだことと、部資材費上昇と労務費上昇と土地価格の上昇による価格先高観による買い急ぎの四つの追い風があり契約が大きく増えたためです。それが続き7月までは販売中在庫は4万5000戸以下となりました。

ところが8月に入り販売中戸数は一気に5万戸を超えて5万4218戸に増えました。新規販売が多かったためです。その新規販売の多さは9月・10月と続きましたが、契約も多かったために販売中戸数は少しづつ減り10月には5万1366戸になりました。

11月に入り新規販売戸数が直近で最大となったのですが、契約が消費増税駆け込みがひと段落したために販売中戸数が多くなりました。

ただまだ新規販売意欲は旺盛なために、このままでいくと来月には前年11月の最大戸数の5万8917戸に追いつくものと考えられます。

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