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近隣あいさつは「両隣り」で、手土産は「お菓子」が多い。

投稿日:2013年11月14日

「妻から見た住まい購入に関する意識調査」の結果、マイホーム購入後の近隣への挨拶は「隣り合う住戸」で、その時の手土産で多いのは「お菓子」でした。

株式会社ベネッセコーポレーションが運営する「ウィメンズパーク」会員の25際から49際の女性に対して「妻からみた住まい購入に関する意識調査」をインターネットで行いました。

■近隣挨拶の時に何を持参しましたか?

① お菓子 28.4% 平均金額 1046円

② タオル 24.2% 平均金額 789円

③ 洗剤 19.6% 平均金額 594円

④ 日用品・台所用品 4.7% 平均金額 626円

⑤ お茶・コーヒー 1.3% 平均金額 860円

以前はタオルが一番でしたが、お菓子がトップに出たのはスナック菓子が生まれた頃から身の回りにあり、コンピニで簡単に買える世代が住宅購入世代になったためでしょう。

■での程度まであいさつに行きましたか?

・隣り合う住戸 77.4%

・向い 45.6%

以前は「向こう三軒、両隣り」と言われたのですが、向いまでいくのは45.6%と半分以下にとどまり、挨拶に行く範囲が狭まっているといえます。

■引っ越し後、新居お披露目バーティーをしましたか?

・はい 36.8%

・いいえ 63.2%

■誰とお披露目パーティーをしましたか?

・両親や兄弟などの親族 92.1%

・妻の学生時代の友人 51.2%

・子供の友達やママ友 41.0%

・夫の学生時代の友人 36.0%

・夫の会社の同僚 34.8%

・妻の会社の同僚 31.9%

親・親族を新居に招くのは普通のことと思えるのですが、お披露目したのは36.8%と三人に一人という少なさでした。ところが招待した人の中で、二番目に「妻の学生時代の友人 51.2%」で三番目に「子供の友達やママ友 41.0%」と妻の友達が多くなっています。近隣や地域の人を呼ぶことは無く、つきあいやすい人だけを呼ぶようになっているためにお披露目をしなくなっているとも言えます。

昔の農村社会のときは地域共同体とうまくやっていかないと農作業ができないと日常生活もできないために、お披露目を地域の人とやったものですが、現代では近隣は住んでいくうえで必要不可欠なものではないということです。ただ、そうなるとゴミの問題でもめたりします。

新築一戸建て分譲などは全戸が入居したところで、入居パーティーなどをして分譲地全体で仲良くなれるようにするデベロッパーがいますが、そういうことをしてくれると余計な心配をせずに、あいさつや新居お披露目がスムーズにできるといえます。

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