投稿日:2013年11月1日
アットホームが住宅購入した人に「近所付き合い」についてのアンケートを行いましたが、「良好な近所付き合い」のためなら平均で160万円価格が高くてもいいという結果となり、新築一戸建て分譲の良さである「近隣との仲が良い」のが評価されたものとなりました。
アンケートの回答者の中から新築の回答者の結果をみると
Q.1 「住まいを購入する際に、近隣住民の雰囲気も決めての一つとなりましたか?」
・はい 56.4%
・いいえ 22..6%
・どちらでもない 21.0%
新築の場合は近隣が入居していないことや、まだ建物も建っていない時に契約するので近所は気になるが、わかりずらいために、近所を決めてとしのて56.4%にとどまりました。
Q.2 「現在、近所付き合いには満足していますか?」
・はい 46.0%
・いいえ 16.7%
・どちらでもない 37.3%
回答者の住居が新築といっても一戸建てかマンションかわからないので、なんともいえませんが、えてしてマンションは近所付き合いは薄く、一戸建ては濃いといえて、一戸建ての近所付き合いの満足度は70%以上というのが通常です。ここでの回答の46%はかなり低い数字といえます。回答者が入居してから日が浅いことも影響したかもしれません。
Q.3 「近所つきあいは大切にしたいと思いますか?」
・はい 66.2%
・いいえ 10.6%
・なんともいえない 23.2%
この回答の66.2%はうなずける数字で、近所付き合いは70%前後の満足度が一つの目安となります。
Q.4 「良好な近所付き合い」を買えるとしたら物件価格にいくら上乗せしてもいいですか?」
なんと平均で160万円となりました。また最多回答が「100万円以内」となっていて、お金を払っても「近所付き合い」がいい物件が良いということです。
Q.5 「住まいの購入の際に不動産の担当者から近隣住民についての説明や情報がありましたか?」
・はい 48.2%
・いいえ 34.7%
・どちらでもない 17.1%
お客様は7割近い人が気にしているのに説明があったのは48.2%と低くなっています。不動産の担当者に、「住宅を購入する時に近所付き合いが気になる」というお客様の気持ちを理解していないためです。
新築一戸建て分譲の場合は、購入者のほとんどが30歳台となり、近所の年齢が近いのと、契約価格がだいたい年収の6倍前後のために年収も近くなります。そして多いのが小学校入学前の場合が多いのです。入居すると幼稚園バスの送り迎えが同じだったり、分譲地内の子供は同じ小学校の通学班が組まれたりしますので、お母さんどうしは学校の宿題の話しや行事の話しなどが多くなり、自然と会話が増えて仲良くなっていきます。
また、新築一戸建て分譲の場合はコミュニティ道路になっていることが多くて、学校から帰ると家の前で近所の子供と遊ぶことが多く、友達になりやすいです。おかあさん方はそれを見ながら井戸端会議となる場合があり、これも自然と仲良くなるのです。
すると仲の良い近隣の数軒でバーベキューをしたりするようになり、そこでお父さ方も話しをするようになり、近所付き合いがよくなるのです。
これが新築一戸建て分譲の近所つきあいの満足度70%以上となる要因です。新築一戸建て分譲の良い点のひとつです。
それに160万円払ってもいいというアンケート結果でしたから、新築一戸建て分譲は160万円はお得ということになります。