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住宅の消費増税駆け込み需要は+10%

投稿日:2013年10月22日

消費増税前に購入したいものの一位はパソコンで二位は家電製品となり、身の回りのもので必需性が高くて値段が高いものが上位にきました。これからのボーナス商戦はこれらが売れていくものと思えます。住宅は全体で4.3%ですが、30歳代の回答が10.5%で消費増税駆け込み需要は10%であるといえます。

アンケトーサイト「Qzoo」が会員を対象に「消費税増税前に購入したいもの」に関するアンケートを行ました。その結果のTOP10は

一位がパソコンで18%となりました。所有率が高くて数年内に買い替える必要があるものの中で高額で、消費増税前後で定価が変わらないものであるためです。またwibdowsXPのサポート終了が同じタイミングとなり買い替え需要が多いこともあります。

二位に家電製品となり16.3%となりました。これもパソコンと同じく、買い替え需要の高いものであるためで、まだ壊れていないが古くなっているのでこのタイミングで買おうという需要があります。このような物は消費増税前に駆け込み需要が起きると考えられます。

そして三位に自動車が入りました。これも所有率が高くて買い替え需要はあるのですが、あまりに高額すぎるため買い替えのタイミングの合った人のみとなるために12.7%と家電より少し下がりました。

次の四位に旅行が入りました。確かに消費増税の影響はあるでしょうが、さほどの額ではないと思われるのですが、旅行ブームということで自由選択消費支出の中で上位をしめているためでしょう。特に60歳代以上の回答率は14.3%で旅行が支出の中で多いためでしょう。

そして住宅は8位で4.3%でした。ということは4.3%の人が本来かうべき時期を繰り上げて消費増税前の駆け込み需要となっているということです。さらに、年代別の内容をみると30代の住宅は10.5%となっています。住宅需要は30歳台が全体の60%以上となるために、全年齢回答の4.3%よりも、30歳代回答の10.5%が消費増税の駆け込み需要といえるでしょう。

 

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