投稿日:2013年10月12日
主要建設資材の25年11月の需要動向予測を国土交通省が発表しましたが、軒並み前年同月比で二桁増加となり建設資材の需要が大きく高まっています。
主要建設資材の25年11月の需要予測は
・セメント 510万トン(前年同月比 +22.1%)
・生コンクリート 860万㎥(前年同月比 +16.2%)
・木材 85万㎥(前年同月比 +11.8%)
・普通鋼鋼材・形鋼 35万トン(前年同月比 +17.1%)
・アスファルト 15.5万トン(前年同月比 +29.4%)
このように主要資材全てが前年同月比で+10以上と大きく需要が増えています。
その中で新築一戸建て分譲の主要資材である木材は95万トンと前年同月比で+11.8%と増えて、直近の最大となる見込みです。
木材の需要は平成24年11月から25年1月までは前年同月とほぼ同じ量となっていましたが、2月から前年同月を上回るようになりました。そして毎月需要が増え続けて8月には90万㎥を超えて年間のピークに近い量を突破しました。
そして年間の需要のピークである10月には90万㎥を超えて92.5万㎥となり、さらに11月には95万㎥と大きく増えました。アベノミクスによる景気回復に消費増税の駆け込み需要が重なって増えたものです。
その伸びは11月は前年同月比+11.8%と増えて、年間では1013万㎥となり大台に乗る見込みです。昨年度は920万㎥ですから+11%の伸びとなる見込みです。