投稿日:2013年10月10日
内閣府より民間の街角視点での景気判断の「景気ウォッチャー」の9月分が発表になりました。それによると全国の景気の現状判断DIは52.8ポイントとなり8月の51.2ポイントから+1.6ポイント上がりました。3月をピークに8月まで5ケ月連続で下げていましたが、6ケ月振りに反転しました。新築一戸建て分譲の契約戸数と相関関係のある現状水準判断DIの南関東も9月は49.3ポイントで前月より上げているので、新築一戸建て分譲の9月の契約戸数も増えているものと推測されます。
■全国の景気の現状は52.8ポイントで前月+1.6ポイント
景気ウォッチャーの昨年来の動きをみると、2012年4月から10月まで下げて10月は39.0まで下げて景気マインドが大きく悪化したことを示していました。それが11月から上がり始めて2013年3月に57.3まで上がり、景気マインドが大きく回復したことを示しました。アベマミクスによるものです。
それが2013年4月から下げて8月まで5ケ月連続で下げました。アベノミクスの異次元金融緩和による円安で企業業績が回復してのを好感して株式市場が上げたことにより景気マインドが回復してものです。
ただその株式市場が伸び悩みしているために景気マインドが伸び悩み下落につながりました。
それが9月には6ケ月振りに反転しました。中身をみると、消費増税駆け込み需要が発生している住宅関連が9月は61.6ポイントと8月の55.2ポイントから大きく上げました。
景気の先行き判断では9月は54.2ポイントで8月の51.2ポイントから上げました。これは小売り関連とサービス関連が上げたのですが住宅んー関連が消費増税の反動減見込みで45.1と前月から▼4.6ポイントも下げています。
■首都圏の新築一戸建ての契約の9月は増えた見込み
そして景気の現状の水準を見る「現状水準判断DI」の首都圏を示す南関東は49.3ポイントで前月より+3.0ポイント増えました。これは新築一戸建て分譲の契約と相関関係があるので、その比較推移をみてみると
景気ウォッチャーの現状水準判断DIの南関東は49.3ポイントで前月から+3.0ポイント上げましたが、新築一戸建ての首都圏の契約は既に8月に上げています。
景気ウォッチャーは4月から8月まで下げて9月に上げましたが、新築一戸建て分譲の契約戸数は4月がピークで7月まで下げて、3ケ月連続で下げて8月に上げました。これは新築一戸建て分譲の契約戸数が景気指標より先行したわけではなく消費増税の駆け込み需要の影響です。そのため9月は景気ウォッチャーが上げていますので、新築一戸建て分譲の契約も増えたものと見込まれます。