投稿日:2013年9月23日
アトラクターズラボ株式会社が「第五回 マンション管理会社評価ランキング」を発表しましたが、野村リビングサポートが一位となりました。これで五回連続で野村リビングサポートが一位となりましたが管理人の評価が80点を超えるなど高いために、顧客満足度が高くなっています。
マンション管理会社について、入居者と管理組合にアンケート調査して1067件の回答をえたものを分析して、上位12社と参考9社のランキングと各評点を集計してものです。
一位の野村リビングサポートは総合満足度が73.2点となりました。管理人に関する質問の回答が全て80点以上と高くて、管理会社の担当者などの評価も全て70点以上であったために総合点が73.2点と唯一の70点越えとなりました。
二位から四位はあまり点が開いていませんが、三井不動産住宅サービスと住友不動産建物サービスと大和ライフネクストが入りました。これらは64点越えで一位の野村より少し落ちますが、全般的に高い点数となっています。特に管理人に関するものが80点前後と高い点数となっているのが満足度を高めています。
逆にメジャーセブンと呼ばれるマンション大手での最下位となった東京建物アメニティサポートは総合点55.5点で全体で12位となっています。特に悪いのが修繕積立金の項目です。これは高すぎると販売に影響するし、安すぎると将来の大規模修繕で大きな不足となってしまうなど、その設定金額と内容の決め方にしっかりとしたプランニングが必要となり、それを購入時にお客様にしっかり提示できて納得いただく必要があります。
その点で言うと、メジャーセブン系以外の会社の管理会社は40点を切るものもります。販売の時の単価がメジャーセブンよりも低いために修繕積立金も高く設定できない事情があり、それが入居後に管理組合自身で上げざるを得なくなるのですが、それが簡単には議決できないなどのケースが発生します。そのために満足度が低くなっています。
これは管理方・管理会社にも言えることで「管理会社の推薦度」で野村リビングサポートは70.6点と高い点数ですが、この項目の再開の近鉄住宅管理はわずか38.6点と野村の半分と低い評価となっています。マンションを販売する時に管理のことまでしっかり考えて提案しているかどうかの差になります
それはリセールバリューにもつながり、メジャーセブンは中古売買にも積極的に取り組んでいるために管理をしかっり考えているのですが、中堅以下の会社ではそこにバラツキが大きく出ています。売ってしまって終わりで販売したマンションとの関わりは消えるマンションデベロッパーでは中古リセールバリューはあまり考えないためにこのようなことがおきます。
マンションは管理で大きく価値に差がでるために、そこをしっかり考えて管理子会社がしかっりしている会社を選びたいものです。