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主要建設資材は前年同月比で+10%以上大きく増えている。

投稿日:2013年9月12日

国土交通省が主要建設資材月別需要予測を発表しました。

セメントは前年同月比+21.1%で、生コンクリートは前年同月比+16.8%で、木材は+9.7%で、普通鋼鋼材は前年同月比+14.4%で、アスファルトは前年同月比+17.3%とすべての資材が出荷量を大幅に増やしています。

代表的な資材である生コンクリートの2013年10月の出荷数予測は前年同月比+16.8%と大きく増えるとともに、直近の最大となりました。

平成24年の8月から平成25年3月まではほぼ前年同月と同じ出荷量でした、それが4月より前年同月比で+10%を超えるようになり、7月は前年同月比+33%も大きく増えました。そして10月には1000万㎥を超えるまでに増えました。アベノミクスバブルによる建設需要の高まりが大きな要因です。これにオリンピック需要が加わると今後も増えていくと思われます。

そして木材も増えています。

木材の出荷量は平成24年8月から平成25年1月までほぼ前年同月と同じ出荷量でしたが、平成25年2月から前年同月比が拡大し始めて7月には前年同月比+26.6%と大きく増えました。そして10月には出荷量が90万㎥を超えると予測されています。こちちらは消費増税前の駆け込み着工に金利先高感が加わりアベノミクスによる景気向上が加わって大きく増えたものです。ただ木材はあまりオリンピック景気とはかからわないために、現在がピークとなり、此の先は低下することが予想されます。

主要部材では、生コンクリートが大きく増えて、セメントやアスファルトや普通鋼鋼材なども増えていて、此の先も増えるものと予測されます。そのため出荷量が増えれば価格も上がってくるものと考えられます。すると建築費も上がるものと考えられます。

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