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新築一戸建て分譲の大型分譲地で人気なのは、駅徒歩5分以内で都心ターミナル駅まで路線一本で行けて40分以内の物件。

投稿日:2013年9月11日

新築一戸建て分譲住宅の首都圏で現在20戸以上販売中の大型分譲(総戸数100戸以上)は11件あります。一番大きいのは大和ハウスの「スマ・エコシティ吉川美南」で総戸数274戸です。これは武蔵野線の新駅である吉川美南駅から徒歩8分と比較的に交通便利な物件です。また商業としては徒歩圏は少ないですが、車ならララポートがあり、その中のフォーエバー21など人気のショップがあり、その横にIKEAがあるなど人気店があるということでは首都圏でも随一といえるでしょう。ただ販売価格が4460万円なので周辺相場から1000万円以上は高くなっています。大型分譲ならではの土地の大きさが150㎡以上なのでその辺は割安とも言えます。

そのほかの一覧として

埼玉県が3件、千葉県が4件、東京都が3件、神奈川県が1件となっています。

東京23区内はポラスグループの「パレットコート六町東京ココロシティ」で総区画数206戸で3480万円となっています。足立区ということで防犯が心配なところですが、防犯を強化した街として足立区からも認定されています。また大型分譲の特徴として電柱埋設をしていて美しい街並みとなっています。交通としては、つくばエクスプレスの六町なので秋葉原までわずか16分という近さです。ただ駅から徒歩17分というのがやや遠いです。都内の大型分譲としては仕方ないとも言えるのですが、それでも徒歩15分以上は人気が薄れてしまっています。

その意味では三井不動産の「ファインコート西武立川アユモシティ」総区画数168区画は駅徒歩2分という近さです。ただ最寄駅は西武立川駅となり新宿駅までは西武拝島線などで50分以上かかってしまいます。どうしても大型分譲は駅近くとなると郊外で都心ターミナル駅まで1時間以上かかるものが多いです。

その時に「快速」とか止まる駅となると距離的には遠いのですが通勤時間は短くなります。また東武東上線が東横線乗り入れのように直結することで乗り換えなしで通勤できるなどの便利性もあります。

その代表例が船橋日大駅前の大規模開発です。ここは開発全体の総区画は1万戸を超えています。以前はただの野っばらでしたが、開発が進みそれにより乗客数が増えために快速が止まるようになってきました。それで大手町まで一本でいけて36分という近さです。今ここでは(株)AHCの「アットホームタウンせせらぎの街パークサイドST113」が3950万円で販売されていて、駅徒歩3分という近さで人気が出て8月の首都圏の大型分譲の中では一番の売れ行きとなっています。やはり駅徒歩5分以内で都心ターミナル駅まで30分前後の大型の戸建分譲は売れるようです。

このように新築一戸建て分譲の大型分譲地での人気は

・都心ターミナル駅まで一本の路線で行けて40分以内

・最寄駅から徒歩5分以内

・4000万円以内

というのが必須条件のようです。

そこに大型分譲地の特徴である

・土地が大きくて日当たりが良い

・建物が大きくて間取りが良い

・分譲地内に公園があり安心

などが人気のもとです。

さらにそこにあると良いのが

・分譲地内のコミュニティが良くて人間関係が良い

・防災対策などが分譲地全体で取り組まれている

・バーベキューなどできる

などあると人気物件となります。

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