投稿日:2013年8月7日
8月の住宅ローン金利は前月と同じ水準ですが、銀行によってバラつきがでてきました。安いところでは1.990%ですが、2.660%というところもあり幅が広がりました。
住宅金融支援機構のフラット35の21年以上の固定金利を銀行毎にみてみると
・1.990% ・・・・・三井住友信託銀行、SBIモーゲージ、全宅住宅ローン、優良住宅ローン、クレディセゾン
2%を割る最低金利をつけているのは、住宅ローン専業などが多くなっています。
・2.090%・・・・・・・りそな銀行、埼玉りそな銀行
りそな銀行はリテール融資が強いために都市銀行の中では最低金利となっています。
・2.210% ・・・・・・ みずほ銀行
この2.210%というのが長期国債の動きからすると妥当な水準かもしません。
・2.660% ・・・・・ 三井住友銀行
2.660%と7月よりも高い水準となりました。ただ長期国債の動きからすると仕方ない水準と言えて、三井住友銀行はトレンドを踏まえたものとなっているともいえます。
また変動金利でみると
・1.60% ・・・・・ 新生銀行
・1.987% ・・・・・ ソニー銀行
・2.475% ・・・・・ みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、りそな銀行
となっていて、最低金利は新生銀行の1.60%で、一番高いのが都市銀行揃い踏みの2.475%になっています。
現在は金利先高感にあるために、固定金利を選択する人が多いために変動金利は安全なところにしている銀行が多いといえます。新生銀行のみが意図的に安くしていると言えるでしょう。
長期国債金利が5月に急騰してその後は平行状態で7月にかけて少し下げてきました。また日銀も長期国債買い上げで長期金利を抑えたいという意思があるために、市場としては当面は緩やに下降するのではないかと思っていますが、FRBの金融緩和の行方や外資やファンドの動き次第では再び急騰することがありうります。そのために長期固定金利は銀行により判断がバラついていると言えます。また、少々リスクを犯してもリテールで貸出量を増やしたいと考えるかどうかでも金利に違いが生まれているといえます。
ただ足元では、消費増税駆け込み需要により住宅の契約は大きく増えているので、住宅ローンの契約も増えています。そのために、あまり無理をしないということの判断が取れていますが、その駆け込み需要が終了した後の金利設定は各社大いに悩むところとなるでしょう。