投稿日:2013年7月22日
新築一戸建て分譲住宅の契約が好調で、価格が上昇気味です。その中で、6000万以上というのは新築一戸建て分譲の中で最高級クラスになります。その6000万円以上の5月の契約ですが首都圏では205戸できました。販売戸数が924戸あったので契約率は22%と通常並みとなっています。高額案件ほど契約率が悪くなるのが通常ですから、いい数字といえて、新築一戸建てでも高級品が動いているといえます。
この205戸のうちで東京23区が173戸とほとんどとなっています。世田谷区が55戸とやはり多くて、次いで杉並区が25戸となっていて、同じく目黒区も25戸で、この城南3区で105戸となり全体の205戸の半分をしめて、6000万以上の新築一戸建て分譲の中心となっています。これらの人気の理由は、まず都心に近くて、おしゃれで閑静な高級住宅地で、都内では比較的に地盤が強くて、震度7がこない、津波が来ないというのが主な理由になります。
その意味で、4番目に練馬区が15戸と増えています。震災以前は江戸川区とか江東区などの人気の後塵を拝してしたのですが、地盤などの比較的な強さで人気が出てきました。桜台や氷川台の駅徒歩10分以内などが人気です。西武池袋線は東横線乗り入れで渋谷まで便利になったことなども影響しています。
逆に23区で契約が無かったのが江戸川区・江東区・足立区などで、台東区1戸・葛飾区3戸と城東・城北が6000万円以上が売れないエリアとなっています。やはり、地盤の弱さや震度7予想や津波予測など戸建てとしてはリスクの高いことが気になり、6000万円という高級物件を買う気にならないのでしょう。ただ販売戸数もほとんど無いこともあります。
特に都心3区や港区などは土地代が高くて、容積率が大きいために、新築一戸建てでは容積率を充分に活用できず、価格が割高になってしまうために販売が少ないです。
そこに準ずるのが文京区ですが、ここは販売戸数が21戸と増えつつあります。地盤が比較的に強くて、何より日本一の文教地区と言えるためです。ただ土地が平均で67㎡と小さいのが欠点です。建物は平均95㎡ですので狭小3階建てとなり、日当たりが問題になります。接道と建て方では日当たりが良くなりますので、個別物件の現地確認が重要になります。
そして人気ナンバーワンの田園調布ですが、販売中は2件4戸のみと少なくなっています。これは田園調布が風致地区になっているために狭小開発が制限されているのと、土地の出物が少ないためです。そのため田園調布で買うなら中古の方が多くなっています。
都内以外ではやはり横浜市となります。青葉区が一番多くて青葉台駅徒歩10分以内が人気です。そのほかで意外と長津田駅も人気です。田園都市線で渋谷まで30分前後と許せる範囲の時間である上で、駅前商業は先端が揃っていて、なんといっても自然が豊かであることです。この青葉台や長津田は、平均で土地150㎡で建物は110㎡ありますので、大き目の土地で日当たりの良い2階建てで、郊外の閑静な新築一戸建て分譲の代表といえるでしょう