投稿日:2013年7月9日
内閣府が景気動向を街角感覚で計測している「景気ウォッチャー」の6月分を発表しました。景気の現状判断DIは53.0で前月よりも▼2.7ポイント下がりました。3月の57.3ポイントから3ケ月連続で下がりました。ただまだ50ポイントを上回っていて景気の現状は良いと感じているといえます。
全ての項目で下がりましたが、特に家計動向関連の「飲食関連」が前月53.1ポイントから▼5.2ポイント下がり47.9となり50を切りました。ただ「住宅関連」は前月から▼0.5ポイント下げたとはいえ59.9ポイントと高い数字になっています。
また現状の水準を判断する「現状水準判断DI」は50ホイントで前月より▼0.3ポイント下がりました。こちらも3月の51.4ポイントから3ケ月連続で下がりました。
景気ウォッチャーの現状水準判断DIの過去一年の動きをみると、
平成24年は4月から10月まで下降して10月の35.4ポイントを底として上昇に転じました。11月に自民党の衆院選での勝利が見えてきて金融緩和期待が膨れ上がり、円安に転じたことがきっかけとなっています。
そしてアベノミクスで金融緩和が宣言されて、円安・株式市場高騰となり景気マインドが回復していき、平成25年3月には51.4ポイントまで上げて、50ポイントも回復して「景気の現状水準」は良くなったと感じていることを表していました。
そして4月以降は緩やかに下降していて6月は50.0ポイントとギリギリのところまで下げました。
同じく南関東の景気の現状水準判断DIをみてみると
大きな動きは全国と似ていますが、6月は48.6ポイントと下げて50ポイントを割りました。景気の現状水準は悪いという判断となっています。製造業などにおいて受注が好調な企業と減少している企業が出るなど二極化しているとか、求人数は減っているが医療・介護などは増えているなど、業種・企業によりバラツキが出ています。
また北関東の景気の拳銃水準判断DIは46.3となり全国で一番低いですが4月の44.3からは2ケ月連続で上昇しています。消費などにおいて東京のような高額品の特需が無かったのですが、工場の進出やラインの集約増設などがあり雇用が増えているのが押し上げています。ただ住宅の消費税駆け込み需要の開発・設計のピークを過ぎたために、部分的にマイナスとなっています。ただ、まだ販売段階などは好調ですあるなど、ここでも濃淡がついています。
同じく北海道の現状水準判断DIが全国最高の55ポイントとなっています。前月の50.4ポイントから+4.6ポイント上げました。住宅・不動産の活況が背景に周辺産業が販売を伸ばしています。これは北海道は製造段階よりも販売段階の職種が多いために現在が好調となっているのです。