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住宅着工の平成25年5月は消費増税駆け込みで大きく増えた。

投稿日:2013年6月28日

新設住宅着工戸数の平成25年5月分が国土交通省より発表されました。

全体戸数は7万9751戸で前年同月比+14.5%と大きく増えました。マンションが前年同月比+33.1%と増えたなど全業態で前年同月比プラス2桁となったため大きく増えました。

前年同月比では全てが大きく増えましたが、前月比では、マンションが+20.3%と大きく増えて、貸家が▼4.4%と減りました。

これはマンションが消費増税の駆込み着工は既に終わったのですが、住宅ローン金利の低いうちに契約しようという動きがあるのと、外国人が買いにきているのと、投資資金が動いているためです。そのため実需に加えて2つの需要が発生していて、3つの需要が動いているために大きく増えているのです。

マンションの月別の戸数の動きをみてみると

マンションの過去2年の月別の着工戸数をみると、少々凸凹はあるのですが、ほぼ1万戸前後で推移しています。

それが平成25年5月は大きく上方乖離しています。

2月にも大きく上方乖離しているのですが、これは超大型の着工がでたためです。

マンションは一棟での戸数が数十戸から1000戸まで大きく差があります。ただ基礎は大きさは変わりますが一つであることは同じです。つまり基礎設計などは同じであるのに、戸数に大きく差がでるのです。そのため超大型の確認申請が出されると戸数が大きく増えます。今年の2月と5月が突然増えたのはこの理由になります。

江東区豊洲で1000戸のマンションが販売になりましたが、このような超大型が着工を大きく増やす要因ですので、今回の5月分もいずれ超大型が販売されてくると言えます。

 

貸家は月別の動きの範囲内といえます。

貸家の月別の動きを過去2年で見てみると、5月は必ず4月より減っています。それはなぜかというと、賃貸住宅は3月の入居が多いためにそれまでに竣工しなければいけないので工期を考えると4月が期限ともいえるためです。ただ工法と戸数によっては10月くらいまで間に合うものもあります。そのために貸家の着工戸数は4月から9月の前半はが多くて、後半に減る傾向となっています。

 

 

 

 

 

 

分譲戸建も前月比で+3.0%と増えました。

前月比で+3.0%で前年同月比で+10.1%増えました。

これは過去2年みると4月・5月は9000戸前後で推移していたものが4月10559戸で5月10881戸ですから1000戸あまり増えているといえます。

つまり月別の動きから+1000戸多いので、消費増税の駆け込み着工であると考えられます。

また5月の10881戸は平成23年7月以来の多さとなります。この月はエコポイントの申請期限とフラット35Sの申請期限駆け込み着工が重なって増えたのでが、それ以来の多さです。今回も消費増税駆け込みと低金利の駆け込みのダブルと考えると同じ環境であるとも言えます。

このように平成25年5月は消費増税の駆け込み着工が大きく増やしたと言えます。

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