投稿日:2013年6月24日
新築一戸建ての契約が好調です。
そのため、昨年には多かった建築後一年経った物件も減ってきました。その新築一戸建てで建築後一年経つと広告の法律的には「中古住宅」となりますが、住宅業界用語では「新築未入居」という言葉があります。要は、新築してから誰も使っていないので中古といわれるのは少しキツイので「新築されて一年経ってまだ誰も入居していない」という言葉を縮めたものです。これは、新築並みの品質・状態でありながら安くなるというもので、場所さえ気に入ればお買い得物件もあります。
その「新築未入居」は先週末で広告されたもので、関東で223戸まで減りました。
一番安いのが茨城県鉾田市で698万円という物件があります。鹿島臨海鉄道「北浦湖畔」歩24分で建物は47㎡ですから平屋建てのリタイヤリゾート物件です。
最高で渋谷区広尾2丁目の2億円という物件があります。土地が142㎡ですので、ここの公示地価が103万円ですから土地の価格として1億4626万円になります。建物が119㎡ですので㎡単価15万円とすると1785万円となり、合わせて1億6411万円になます。ですので3600万円くらい高いということになります。ただ土地の実勢取引価格は坪500万円くらいなので、それで計算すると土地だけで2億1500万円となり、お買い得物件になります。
223戸の全体平均価格は4047万円になります。
東京23区では41戸あって平均5702万円です。最安値は足立区の1880万円で、1億円超えは広尾2丁目を含めて5件あります。その中で世田谷区給田で土地70.52㎡で4480万円というお買い得も散見されます。
神奈川県は53件あって、横浜市18件あり、鎌倉もあり茅ヶ崎もあるなど人気エリアがあります。その中の茅ヶ崎市東海岸や鎌倉市稲村ガ崎などは津波予測のために価格が下がっていて4000万以下もあります。津波予測さえなければ湘南の中心地なので絶好のお買い得です。
埼玉県も53件あります。その中で、東横線直結でおしゃれな路線になった東武東上線の「ふじみ野駅」徒歩23分で2580万円があります。また公立教育のレベルが高くて人気のさいたま市南区で南浦和駅徒歩11分で5280万円があります。価格的には悪くないのですが、もう少し安くなると本当にお買い得と感じます。でも5280万円でも価値のある立地です。
千葉県は23件あります。その中では松戸市常盤平の物件があります。場所は人気の場所です。ただ7250万円するために少し高いという印象です。ただ立地がいいのと、土地197㎡で建物171㎡ですので、これはもう千葉を代表する「邸宅」といっていいでしょう。建築は旭化成ですので建物の機能・品質も十分です。こんな邸宅はあまり出ないので希少性はあります。
このように「新築未入居」はそのエリアの平均的相場からズレていたり、何か今の一般的基準からズレているのですが、その辺が気にならずにマッチする人にはお買い得物件の宝庫といえます。
施工費と資材費が上がり、土地価格も上がっている今、このような物件は減りつつあって、最後の辺境相場といえます。