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戸建分譲の飯田産業の決算は増収増益。

投稿日:2013年6月12日

戸建分譲大手の飯田産業の決算が発表になりました。増収増益となり売上1563億円で経常利益は137億円となりました。前期から+20%の増加となり戸建分譲の上場企業としては一建設の249億円とアーネストワン184億円に次ぐ多さとなりました。

戸建分譲の売上棟数は4854棟で前年より17%増えたことが一番の要因ですが、粗利率が前年の17.4%から17.7%に微増しているために、増収分がまるまる利益増加につながりました。

平均販売価格は前年の3049万から2982万に▼67万円下がり、土地購入・資材費が916億円から1034億円に上がったという逆風の中で、土地効率を上げたのと、資本回転率が上がったことにより収益を増やした、見事な経営成績となりました。

これまでの戸建分譲の上場企業の決算における売上棟数をみると

・一建設 7202棟

・アーネストワン 8222棟

・飯田産業 4854棟

・東栄住宅 3294棟

・アイディホーム 2876棟

・タクトホーム 2137棟(第三四半期決算短信から年度を逆算)

となり、この6社で2万8582棟となりました。前年が2万5000棟弱なので+16%・3500棟の増加となりました。戸建分譲の住宅着工が12万2000戸ですからシェアとして22%となります。

この好調を支えたのは、平均単価が3000万円以下と安いために、年収400万円台でも購入できて、市場最低金利水準と消費増税の駆け込みなどにより、需要が喚起されたのです。

そのため消費増税駆け込みが続く9月くらいまでは好調が続くものと思います。ただ、その反動減があるのと、もし金利が上がってしまうと10月以降の需要の顕在化は確実に前年割れとなります。

その時にどのような販売促進をするのかにより、次期決算が大きく変わります。

市場全体としては、引き渡し棟数は多いために増収となりますが、土地費用・施工費用が上がっているために、どれだけ販売価格を上げることができるかにより、減益となる可能性が高いと言えます。

その中で飯田産業が今期のように、粗利率を維持して、土地効率を上げて、回転率を上げることができれば、増収増益ができます。

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