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大田区は都心に近くて、古くて新しい、先進で温かい一戸建て住宅地

投稿日:2013年5月17日

この新築一戸建てマイスターに大田区専用ページを作りました。

大田区は代表的な蒲田駅から都心ターミナル駅である品川駅までは京浜東北線で3駅・9分という近さでありながら一戸建てが多い地域です。そして下町があり、日本を代表する高級住宅地があるなど戸建て住宅地としては独特な良さがあるのですが、それがあまり知られていないために、ここで紹介することにしました。

大田区といってまず浮かぶのは「下町工場」でしょう。蒲田や大森の東南側に多くあり、独特の雰囲気を醸し出していますが、そこがNASAのロケットの部品を作っているなど世界に冠たる技術・生産を誇っているのです。

街を歩いてその工場を見てもなかなかわかりません。ブリキやトタンなどの外観の建物に何やら大きな機械があり、いかにも職人らしい服と油のついているのをみると工場だなとはわかりますが、それがどれだけのものを産みだしているかがわからないのが、「大都市・東京の下町工場」たる所以かもしれません。

 

 

そして大田区といえば、田園調布があります。ここは風致地区になっているために狭小開発を防いでいるので、区画が大きくて緑豊かな邸宅が広がっています。

道路は以外と坂が多く起伏にとんでいます。そのためにそれぞれの住宅と緑がいいバランスになっています。

和風住宅が多いという感覚がありますが、南欧風の住宅も多くみかけます。この南欧風は団地であれば調和がとれて雰囲気を醸し出すのですが、単体では日本の風景野中では浮いてしまうことが多いのですが、田園調布だけは別でした。見事にマッチして、ここはロスの郊外かと思わせてくれます。

 

 

 

そして、高級住宅街は田園調布にとどまらず、久が原から馬込そして山王へと続いています。この高級住宅街の始まりは、山王から馬込に関東大震災の後に、昭和の文士達が移り住んだことに発しています。「馬込文士村」と当時は称されました。ここにたくさんの昭和の文士が住み、交流を重ねる中で昭和文学が隆盛していつたことに触発されて、一戸建てが建ち始めたのが始まりです。

そしてその周辺の久が原や池上などに一戸建てが建ち始めて、住宅街が形成されていきました。この辺は古くは城があったところで、標高が高くて地盤が強いところです。創建800余年の池上本門寺がその境といえます。

そして大田区といえば多摩川です。

多摩川に沿って広がる伸びやかな芝生や雑草の広がる緑地があり、そこからの青空は東京随一のものといえます。特にその先にみえる高層ビル群が大都会東京のオアシスらしいです。

ここを散歩する人はたくさんいて、サイクリングもたくさんいます。都内で一番の散歩道かもしれません。

 

 

そしてさらに大田区を楽しくしているのがアーケード商店街です。

下町の代表格の商店街ですが、これほどに活気のある商店街は都内でも屈指といえます。

古くからの服飾店のオバチャンやカバン屋の美熟女もいればドラッグストアにトレンドコーヒーなに携帯ショップなど新旧入り乱れての活気です。シャッター通りなどどこ吹く風の歩くだけで楽しい商店街です。

 

このように大田区は、田園調布・山王という日本を代表する高級住宅街から、下町ロケットまでということや、創建800余年の寺に昭和の文士村という歴史・文化から羽田空港という最先端設備までという、「温故知新」という言葉のような地域です。

この意味で独特の一戸建て住宅地といえます。

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