投稿日:2013年5月10日
内閣府が景気ウォッチャーの平成25年4月を発表しました。景気ウォッチャーとは街角のいろいろな業種の人の景気判断を統計的に集計して時系列分析しているものです。その4月の「景気の現状判断DI」は56.5となり前月より▼0.8ポイント下がりました。ただ50は超えており景気の回復感は出ています。
景気の現状判断DIの全国の昨年11月が40.0ポイントと50を切っていたのが平成25年2月には53.2ポイントと50を超えました。それが3月には57.3ポイントまで伸びてきていて景気の回復感がでいます。
特に住宅関連が63.3ポイントと高くなっています。低金利によるものと消費増税駆け込みなどで契約が伸びています。その他でも小売関連の55.9ポイントが最低となっていて全般的に景気回復マインドが高まっています。
その中の指標である「景気の現状水準判断DI」の南関東は50.8となり前月より▼0.3ポイント下がりました。
この「景気の現状水準判断DI」とは景気の方向性に加えて、景気の水準についてを聞いているものです。その中で首都圏に該当する南関東DIは、昨年10月の32.9ポイントを底に切り上げていて今年1月には41.8ポイントと上がり、3月には51.1ポイントと50を超えました。4月はやや下がったとはいえ50ポイントを超えていて景気マインドは良いと状態と言えます。
全国でみると50を超えたのは、近畿の53.9を筆頭に8地方となっていて、50を切ったのは4地方です。その中で一番低いのが北関東の44.3ポイントです。その要因として、「円安により輸入品の価格が上がっていて、財布のヒモが固くなっている」「高級品に動きがみられたが、全体の底上げには至っていない」などがあり、消費において高級品の割合が東京よりも低い北関東が低迷しています。
これらにおいても円安による輸出受注は増えており、それが実際に納品され企業の収益が良くなり、労働者の賃金に反映されるようになると北関東なでにおいても50を超えてくると考えられます。