投稿日:2013年4月26日
新築一戸建て分譲の最大手である一建設の株主総会が4月23日に開催されました。
決算内容は
・売上高は2786億円で前期比+27%増えました。
・当期利益は161億円で前期比+39%と増えました。
・ただキャッシュフローは63億円のマイナスとなりました。
・つまり「増収・増益・キャッシュフローマイナス」となりました。
これは、仕入れを増やした結果として、売上戸数が増えたのですが在庫も増えたためです。
それと、議事にはありませんが、株主通信において6社経営統合についての内容が記載されました。
6社合わせた戸建・土地の販売棟数は2万8467棟となり、2012年度の住宅着工の分譲戸建の約13万戸においてシェアは21.9%というビッグシェアの会社となります。
売上高は8618億円なので住宅メーカーと比較しても上位に食い込む金額となります。
ただ、経営統合が2013年11月なのですが、その時は既に消費増税の駆け込みが最終段階で、新規販売分は引渡しが間に合わず、完成在庫の販売となるために収益が著しく落ちる可能性があります。
それと、シェア20%を超えると、売れない地域での販売を避けるわけにはいかず、売りたい地域だけで売っているとシェア20%は維持できません。その売りづらい商品を売っていくノウハウは仲介販売のためにありません。それをどうするかです。
消費増税後の需要先食いしてしまった時代にどう販売を伸ばしていくか、その戦略が問われてきます。