投稿日:2013年4月24日
新築戸建てが20年したら価格はどの程度下落するかを駅別に集計してみると、東京23区で都心に近い駅は中古になっても下落していなことがわかりました。
アトラクターズラボの新築一戸建てのデータベースより新築一戸建ての契約戸数と契約価格を抽出して、中古戸建のデータベースからは直近で販売されているものの販売価格と戸数を抽出して、駅ごとに比較しました。それぞれ取引事例が10件以上の駅のみで集計してみました。
駅ごとにみると中古になっても価格がおちないどころか逆に上がっている駅がありました。
世田谷区の成城学園前駅の築20年の価格は5060万円となり新築価格は4240万円であったために中古が119%と価格が上がっています。
さらに、目黒区の中目黒駅と武蔵野市の吉祥寺駅と豊島区の目白駅と港区の広尾駅などが中古価格が高くなっています。
新築が安くなっていることもありますが、それでも中古がこれだけ価格が高くつくということは、これらの駅は新築を買った後も資産価値が落ちないということです。
上位は全て23区内の駅で占めました。それも都心三区を中心に山手線内部の区の駅が多くなっています。唯一違うのは武蔵野市の吉祥寺駅ですが、これはアンケートなとで「住みたい街ナンバーワン」になるほどの人気駅ですから当然かもしれません。
それ以外では、東京の都下が多くなっています。
調布市や三鷹市や国立市など中央線沿線が多くなっています。これらは築20年の価格が新築時価格に対して85%前後と、こちらも資産価値としては高く保っています。
やはり、東京23区の新築一戸建ては価格が落ちずらくて資産価値が保たれているいえます。
20年前の新築価格は1993年ですのでバブル直後ですからかなり高い時期といえて首都圏全体の新築一戸建ての平均価格が4000万円を超えていたために現在の3600万より1000万円近く高かったために現在の新築と比較すると84%以上という数字になってしまいます。ただ、それを修正しても23区は築20年の価格下落率は70%をきることは無く、その間の住宅ローンの支払いを考えると43%以上の価格であれば損得ゼロとなるために、30%近い資産ができているということになります。
郊外の駅になると60%以下となり修正すると40%を切ることになりますので、郊外の20年前の新築一戸建ては現在価格よりも住宅ローン残高が5%以上多いことになり。いわゆる「債務超過」という状態になっているといえます。
やはり新築一戸建てを買う時には、その駅や行政区が20年後の価格がどうなっているかを考えて買う必要があると言えます。
23区内では+30%の資産ができているのですが、郊外は▼5%の債務残となるので、上下で35%の差が出てしまうということです。