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一戸建ての中古でお買い得は2012年築。ただ土地の大きさを勘案すると2005年築になる。

投稿日:2013年4月16日

アトラクターズラボの一戸建てのデータベースより現在に販売されている一戸建ての中古住宅を集計してみると、販売価格は土地の大きさに比例していることがわかり、2012年建築の中古一戸建ての土地が108㎡と一番小さいために、価格も3787万円と一番安くなっていることがわかります。

建築年で2003年から昨年の2012年までの10年間の一戸建ての中古で首都圏(一都三県)で先週末に販売されたものを集計した表をみてみると、土地の大きさと価格が比例していることがみれます。

2003年建築のものは土地が平均134㎡で価格が4303万円となっています。

それが2004年には土地が133㎡と少し小さくなっているために価格も4240万円と63万円安くなっています。

そして2005年には土地が130㎡とさらに小さくなり価格が4105万と安くなっています。

本来であれば中古価格は建物の減価償却分だけ毎年下がるはずですが、その年によって土地の大きさが違うのと、販売価格が違うために、築年が古くなっても逆に上がるということになっています。2003年から2005年は土地の大きさが少し小さくなっていますが、それはそれほど大きなものではなく、その時の販売価格の下落が原因です。つまり販売価格を下げなければならなかったために土地も小さくしていったのです。

そして2006年は前年より価格が上がりました。さらに2007年は上がり、その上昇は2009年まで続きます。その間に土地は小さくなっています。

この2006年から2009年というのは「ミニ住宅バブル」と言われるもので、団塊ジュニアの大量の人口が住宅を購入する世代になり、多くの住宅が売れたために、販売価格を上げていった時期です。また価格上昇とともに土地も少し小さくするなど、新築一戸建ての土地の大きさと価格という面でみると、質が低下した時期といえます。この背景には、一戸建て分譲の適地の土地価格が底を打ち、反転上昇していた時期ということがあります。そのため、業者は価格上昇を最低限に抑えるために土地を小さくしたといえます。

そして2010年には価格が大きく下がり、2012年まで下がり続けています。これは築年による下げを大きく上回る新築一戸建ての販売価格の下落があったためです。

この時期は土地の縮小と価格の下げが同じ動きですから、土地を小さくして価格を下げていることがわかります。

この10年だけでいうと、中古を買うなら2012年が一番お買い得で、2009年が割り高ということになります。さらに土地の大きさを鑑みた実質でいうと2005年がお買い得といえます。

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