投稿日:2013年4月15日
一戸建ての4月1日現在の販売中戸数を行政別に集計したところ、千葉県で中古販売戸数が多いことがわかりました。
4月1日現在で販売中戸数の新築一戸建てと中古一戸建てを合わせて行政別に集計しました。
一戸建ての販売中戸数で一番多かったのは横浜市になりました。新築一戸建てが3754戸で中古一戸建てが4292戸の合計8046戸が販売されています。
そのベスト10をみてみると
横浜市が合計8046戸と圧倒的に多い戸数となりました。2位の川崎市が合計で2677戸ですので3倍という大きな数です。
その川崎市は中古一戸建てが1176戸で新築一戸建てが1501戸となり、合計の戸数は2677戸ですので新築一戸建てのほうが戸数が多くなっています。中古戸建は全体の44%で新築が56%となり、新築一戸建て分譲が活発に供給されているといえます。
同じく3位のさいたま市も中古率が43%なので新築一戸建て分譲の供給が活発です。
しかし4位の世田谷区は中古一戸建てが1244戸ですが、新築一戸建て分譲が585戸と半分以下になっていて中古率は68%と高くなっています。新築一戸建てが少し少ないということもありますが、中古一戸建てが1244戸と多くて、横浜市に次いで2位と多くなっています。その中古一戸建ての販売平均価格は9300万円となっています。1億円以上の物件が300戸以上あるなどですが、やはり少し高めです。それに対して新築一戸建ては6153万円と比較的安くなっています。つまり、新築一戸建ては比較的安くなっていて回転が良いために販売中在庫が少ないといえて、中古一戸建ては高いために回転が遅くて販売中戸数が増えているといえます。
その他、販売中戸数のベスト10で中古率が高いのが千葉市63%となっています。
これは新築一戸建てが524戸とやや少ないこともありますが、中古一戸建てが900戸と多くなっています。中古一戸建ての販売平均価格は2519万で新築一戸建ての平均価格は2717万とほぼ同じとなっています。ですので比較的に新しい物件も中古として販売されているといえます。震災の影響で中古一戸建てを売る人が増えているようです。
では、中古比率の高い行政区をみてみると
やはり震災の影響が強くて、千葉県の行政が全てを占めています。むしろその中身をみると新築一戸建てがもともとさほど多くない行政で中古の販売戸数が増えているといえます。特に、山武市や東金市や茂原市の中古一戸建てが非常に多いといえます。
その茂原市の販売平均価格は1239万と安くなっています。特に1988年からの10年間の建築のものが多く130物件と全体の6割を占めています。バブル期と崩壊以降に購入した人達が震災の液状化と今後くる地震への不安で売りに出しているといえます。
逆に中古率が低くて新築率の高い行政は
新築一戸建ての多い行政は、清瀬市や小平市や東久留米市など「内陸」である東京の西部が半分を占めています。
特に一位の戸田市は中古一戸建ての販売戸数51戸のうち16戸は新築一戸建ての完成在庫なので、実質の中古一戸建ては35戸と極端に少なくなっています。そのため建築年が2009年以降の16戸の販売平均は3449万円と中古にしては高いのですが、新築の販売平均が3824万ですから築2年で400万円下がると考えるとお買い得かもしれません。
その意味では、府中市の中古一戸建ての平均価格4045万ですが新築一戸建ての平均価格が4262万円ですからほとんど下がっていません。府中市では新築一戸建てが少ない分を中古が穴埋めしているため高いともいえます。
それと逆なのが足立区です。2012年の建築のものが33戸販売されていますが、これは完成在庫といえます。その平均価格は2914万円となっていて新築の平均価格の3441万円から500万下がっています。
この戸田市と足立区のように築1年を過ぎるて新築だなくなり中古となると500万円はやすくなるようです。