投稿日:2013年3月27日
リフォーム推進協議会が平成24年の住宅リフォーム実例調査の結果を発表しました。それによると、リフォームで一番多いのは「内装の変更」で次は「住宅設備の変更」となっていますが、「震災の時代」といわれる現在で一番必要な「耐震補強」は11番目でリフォーム工事の中で18.6%の数という低い数字になっています。
リフォーム工事内容の部位別に多い順でみると
一番は壁紙の変更などで69.3%です。これは比較的安易で低価格なために、他のリフォームと同時にやることが多いために69.3%と高くなっています。
二番目の「住宅設備の変更」は主にシステムキッチンやユニットパスなどです。この水回りの変更が実質的にリフォーム工事で一番多いものです。
三番目に「窓ガラス・サッシの変更」がありますが、これは住宅エコポイントによるものです。
そして四番目は外装の変更の44.7%です。ほとんどの一戸建てはだいたい10年で屋根と外壁の塗り替えが必要になります。ですのでこれはリフォームというよりメンテナンスという言い方のほうが適切です。ただこの工事には100万円前後となるために、なかなかできていないのが現状です。ここのアンケートでは44.7%となっていますが、一戸建て全体で言うと、20%以下というのが全体の姿で、かなり低いと言わざるを得ません。これをやらないと、屋根の塗料や部材に隙間ができて雨漏りの原因となり、部材を痛めることになります。住宅の長寿命化のためには必須工事です。
あと特徴的なのは「耐震補強工事」が18.6%となっていて全体で11番目になっています。その対象住戸の多さを考えるとかなり低い数字です。どうしても数百万円かかるために費用が捻出できずに工事できないという現実の姿です。「旧耐震」の一戸建てに震度6以上の大地震がくると倒壊の危険がかなり高いです。なんとかこの耐震工事を増やすことがリフォーム業者に求められていて、長期払いのリフォームローンなどを使えるようにして、工事が必要な住宅に対して簡単にできる環境づくりがリフォーム業界に求められています。