投稿日:2013年3月19日
国立社会保障・人口問題研究所が世界の主要国の人口推計を発表しました。それによると2010年から2050年に人口が一番増える国はタンザニアで2010年の4484万人から1億3831万人で3倍となります。逆に一番減るのはウクライナで2010年の4544万人から3607万人に▼21%減ります。
■主要56ケ国の人口推移の表
人口増加率は一位はタンサセニアで2010年の4484万人から2050年には1億人を突破して1億3831万人と約3倍の人口に増える見込みです。
2位のウガンダ以下12位のガーナまでの11ケ国が人口を倍増します。ナイジエリアなどは4億人近くとなり、インド・中国・アメリカに次ぐ世界4位の人口人数の国となります。
そして46番目までは人口増加となります。
その中で先進主要国ではアメリカの増加が目立ちます。2010年の3億1038万人から2050年には4億人突破となる見込みです。
さらに先進国では、カナダが+28%も増える見込みで、さらにイギリスも+17%増えて、フランスも+15%増える見込みです。
人口減少するのは47位のイタリアから56位のウクライナまでの10ケ国です。
その中には2010年には13億人いた中国が2050年には13億人を割ると予測されています。一人っ子政策などによるものですが、そういったゆがんだ人口政策により人口構成がいびつになり、国力や経済力でも大きな転機を迎えることになります。
日本は2010年の1億2653万人から▼14%減って2050年には1億854万人になります。2010年には人口総数で世界10位であったのが、2050年には世界16位にまで下がることになります。この人口減少は国力や経済力の衰退を伴い、このままではGDPなども減ってしまう可能性が高いです。生産性向上や定年の延長による高齢者労働人口化などできうる手段を打つでしょうが、日本の人口構成のいびつさによる歪みを解決できるものではないでしょう。人口増加対策を行っているフランスは+15%増えることにより国力を維持向上できる基盤ができています。大事なのは、一刻も早い人口増加対策を打つことです。