投稿日:2013年2月27日
国土交通省より「主要都市の高度利用地地価動向報告」の平成24年第四四半期の発表がありました。
全国としては、地価が上昇している地点が前期よりも17地点増えて51地点となり全体150地点の1/3となりました。それで、下降している地点は4地点減って25地点となりました。
前期比較では上昇地点が17地点でしたが、前年同期比較では35地点も増えていて、3倍になっています。
その理由は
①商業系地区で再開発などによる、賃料の上昇やマンション需要が増えた。
②住宅系地区で従来から人気の高い地区において需要の増加による取引価格の上昇がみられる。
①の商業地区においては、神奈川県川崎市武蔵小杉などが商業集積と共にマンション建築が起きているために6%以上の地価の上昇となりました。同じことが大阪の阿倍野地区でも6%以上の上昇になり、6%以上の上昇は墨田区のスカイツリー効果以外で2地点新たに加わりました。
②の住宅地区においては、吉祥寺の住宅地区が横ばいから上昇に転じたり、市川市の本八幡地区も上昇に復活するなど、都心から少し離れていても住宅としての人気地区の回復がみられます。ただ従来の人気地区でも千葉県の浦安・柏の葉・など千葉県のみは依然として下降していて震災の影響から脱することができていません。
その他全国的にみると、上昇に転じた地点として、広島市・紙屋町や沖縄の那覇市・県庁前など震災リスクの低い地区に需要が発生していて地価が上昇しています。