投稿日:2013年2月15日
企業物価指数の2013年1月を日本銀行調査統計局が発表しました。
2013年1月の企業物価は指数で100.7となり前月比で+0.4上がりましたが前年同月比では▼0.7下がりました。
主にあげたのが、「石油製品」「化学製品」「非鉄金属」です。これらは主に石油を原料としているために、原油の値上がりと円安により価格が上昇したものです。
つまり企業物価においては上昇してインフレとなりましたが、石油による輸入物価によるものが多く、日本から富が流出してしまっていてあまり良いインフレとは言えません。
月別の推移をみてみると
2012年4月から下落して7月には100.0まで下げました。主に円高による石油関連の価格下落がありました。
それが11月までは100.0前後で推移していましたが、12月に100.3とやや上げて、2013年1月には100.7とさらに上昇しました。
現在、石油関連は国際的元値が上がっている上に、円安が続いていますので、上昇を続けています。
それは企業物価のみならず、消費者物価においてもガソリンや灯油の値上がりにつながっていて、消費者物価も押し上げる要因となっています。
石油製品の値上がりで企業物価・消費者物価とも1%前後のインフレとなるでしょうが、これは輸入代金の上昇がほとんどで貿易赤字の原因ともなり日本の富の喪失となっているために「悪いいインフレ」といえます。