投稿日:2013年2月6日
国土交通省が集計している住宅着工統計の分譲戸建の市区町村別を2012年1月から12月の年集計をして、上位の市区トップ20をみてみると、一番戸数の多かったのは横浜市で、前年よりも一番伸びたのが川越市でした。
一位は横浜市で7478戸で二位の大阪市の3209戸の倍以上というダントツの首位であったのに加えて、前年比で+7%と全国の伸び率5.8%を上回る多さでした。横浜人気はますます拡大していると言えます。
二位の大阪市は前年比マイナス5%と減らしました。津波被害予測などで戸建の着工が避けられたエリアがあったためです。
三位の名古屋市は前年比を+14%増やしました。トヨタなどの自動車関連が多いのですが、円安により生産が活発化して、残業代などが増えたために住宅購入意欲がましたためです。
主要市の伸び率のトップは川越市となりました。前年比+52%と410戸も増えました。川越市は平坦な土地が多く、生産緑地など大規模な土地が多く、比較的に土地の価格が安いため戸建分譲としては着工しやすいことがあり、大型分譲が多数着工されました。
次に伸び率が高かったのが足立区で前年比+27%と増えました。震災の時の帰宅難民の記憶が強く、東京都心の勤務地から歩いて帰れる東京23区内が人気ですが、その中で一番販売価格が安いために着工・販売が増えています。また足立区は生産緑地も多く、駐車場なども多く、平らな土地が多いために、戸建分譲の着工がしやすいといえます。
そして次に松戸市が前年比で+23%増やしました。ホットスポット問題で前年が減ったのが、回復したものです。元々、都心から近くて通勤時間が短くてすみ、自然が豊かで、閑静な住宅地が多いので戸建分譲の着工・販売が多かったのですが、それがようやく回復してきました。
また、仙台市が+21%と伸ばしました。震災復興が本格化してきたものです。仙台市は復興需要で活性化していて、空室率も少なく、住宅需要は旺盛といえます。