投稿日:2013年1月29日
総務省が住民基本台帳に基づく平成24年の人口移動報告をまとめましたが、転入超過数の一位は東京都で3万624人ですが前年より超過数は大幅に減り、逆に転出数が一番多かった福島県はその転出数を縮めています。
1位の東京都は転入超過数が前年より1万3858人減りました、ただ転入数は40万人の大台を回復して前年より増えて東京ブランドは強いものがあります。
ただ2位の神奈川県も前年より3132人減り、3位の埼玉県は実に6136人減りました。いずれも転入者数が減っています。
このように転入超過の上位12県のほとんどが超過数を大きく減らしている中で、宮城県のみが前年より+7921人増えて転出超過から転入超過に転じました。
この宮城県は前年が6402人の転出超過でしたから、昨年転出した人数がほぼ戻ってきたといえます。それと、周辺被災県の岩手・福島県から1万人超の流入があるために、実に平成9年以来の15年振りの転入超過となりました。
また、13位の兵庫県は前年は転入超過であったのが、転出超過に転落しました。ただ一昨年は転出超過でしたから、兵庫県は非常にブレが大きい県です。これは奈良県が前年+1004人なので近畿圏における動きといえますが、大きなプロジェクトに影響されやすいのが近畿圏の動きといえます。
転出超過県では、被災地県が転出数を減らしていますが、それ以外では長崎県が前年から1626人減らしています。これは、工場などの移転があるためです。
そして、その被災地県では福島県が転出超過8129人となり全国最低となりました。昨年より大きく改善しましたが、以前として流出は続いています。
また千葉県も転出超過3349人と全国46位の転出超過が続いています。昨年よりは少なくなりましたが、転入者数は前年より5751人減り、減少数は全国ダントツ最下位です。この転入者の減少が大きな問題で、震災前は16万人台であったのが昨年は13万人と3万人減っています。この流入者が戻らない限り千葉県の人口減少は続くことになります。