投稿日:2013年1月16日
農林水産省より木材の価格の平成24年12月が発表されました。
代表的な商品の素材価格として「すぎ中丸太」は㎥当たり1万1300円で前月比では99.7%で▼100円下がり、前年同月比では89.7%なので1000円以上下げています。また、製品卸売価格として「すぎ正角」は㎥当たり4万2400円で前月と同じ、前年同月比では▼98.4%となっていて、木材全体としては価格は安くなっています。
濃い線が平成24年の価格推移ですが、素材・製品の両方とも平成23年を下回っています。主に円高の影響が強いのと、世界的な需要が弱いことがあげられます。
ただ、これが円安に振れていますので、半年後くらいにそれが輸入価格に跳ね返り、やや上がることになります。そして、アメリカの住宅着工の回復があるので、需要が出てくると、それも上昇要因となるので、今後は木材の価格は上がるとみられます。
一般的な木造住宅では木材が20㎥前後使われますので、製品価格として現在は85万円前後となりますが、これが平成23年並みの㎥当たり4万5000円を超えてくると、一棟当たりで90万円を超えて、5万円くらいのコスト増になります。
今後、金融緩和による円安が続くでしょうから、住宅の材料で輸入に頼るものはコストが上がるものと思えます。