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ユーロ圏の失業者が過去最悪に

投稿日:2013年1月9日

欧州連合統計局が2012年11月のユーロ圏の失業率を発表しました。その失業率は11.8%と前月よりも0.1%悪化して、1995年以降で最悪となり、ユーロ危機は依然として脱却していない状況であることが浮き彫りとなりました。

特にスペインの失業率は26.6%となり前月より0.4%悪化して改善の傾向がみられません。さらに若年層の失業率は高いために、消費意欲は消え失せています。

また同じく財政危機にあるイタリアも11.1%と10%を超えています。

さらに今まではユーロを引っ張ってきたフランスも前月より悪化して10.5%と10%を超えています。これでは唯一ドイツのみが引っ張ることになります。

この失業率が改善に向かわないとユーロ危機よりの脱出は難しいと言えますが、財政縮小にまず着手している現在では、公務員の削減などで雇用の喪失というものが出ざるをえない状態です。その雇用が失われると、さらに税収は減る上に消費支出も減ってしまい、財政はさらに悪化するという「負のスパイラル」になっています。

日本では「失われた20年」と言われますが、ユーロでは何年失えば経済・財政が戻るのでしょうか。

 

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