投稿日:2012年12月31日
新築一戸建ての2012年は全般的に是年よりも上回る年となりました。
・新築一戸建ての2012年の契約戸数は11万2000戸と推計されて前年よりも+1.2%増えました。
・新築一戸建ての2012年の新規販売戸数は11万8463戸で前年より+5.5%増えました。
・住宅着工の分譲戸建は12万2000戸前後と推計され前年比で4.7%増えました。
新規が11万8463戸で契約が11万1500戸なため年末販売中在庫は前年よりも増えています。
月別にみると
新規販売は5月までは9000戸前後で推移して、6月・7月と1万戸にのりました。8月に下がりましたが、9月以降は1万1000戸を超える多さとなり、当初飲み込みどおりに戸建デベロッパー各企業が2012年の販売計画を伸ばしているために土地仕入れを増やしていて、それが順次着工となってきました。
住宅着工は5月まで1万戸弱で推移していたのが6月以降は1万戸超えですいいしています。これは設計・施工のキャパであると言えます。そのため仕入れた土地の確認申請を順次作り、徐々に増えていったのです。
ただ契約は大きく上下しています。まず3月が1万3417戸と大きくふえました。決算のための資金回収で完成在庫を値引きなどして売り切ったためです。その影響で4月は反転下落して8000戸割れしました。また5月も8000戸前後と少なかったために6月はその少なかった分増えて1万戸を超えましたが、7月も悪かったために4月~6月では平均9000戸と通常の1万戸より1割下げています。
ただ7月から9月までは契約が下がり続けて9月には今年最低の6246戸となりました。景気低迷の影響が強くでています。そのため3ケ月平均は7500戸と通常より2割以上の減少となっています。
10月以降は景気低迷の影響はあるのですが、新規販売が1万1000戸を超えて多いために契約は平均で9000戸と通常の1割減まで戻しました。
つまり2012年は旺盛な新規販売により、契約は景気低迷による減少からやや底上げされて1割減にとどまり、1年間としては前年より微増しました。
ただ在庫が増えたために、来年の3月には完成在庫が多くなるために、再び値下げによる決算換金販促があるものとなります。