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11月の住宅着工は賃貸の消費税駆込み着工で増えた。

投稿日:2012年12月28日

国土交通省が平成24年11月の新設住宅着工統計を発表しました。

全体では80万145戸で前年同月比+10.3%と増えました。主に貸家(賃貸住宅)が消費増税駆け込み着工によるものです。

分譲の戸建は1万806戸で前年同月比+10.8%で6ケ月連続で1万超えとなりました。これはデベロッパーは土地仕入れを増やしていますが、施工キャパに沿ったものとなっています。

■全体は貸家の駆け込み着工で増えた

全体は80万145戸で前年同月比+10.3%で増えていますが、10月についで通常の月の着工より大きく増えています。

 

住宅着工の戸数は月別にみると毎年一定の動きをします。3月引渡しが多い為にそれに合わせた建築が多いためです。

それでみると24年は22年度の月別の+10%前後で推移しています。23年度は震災の影響や政策効果があり例年とは大きく違った動きをしたためです。

その月別の動きでみると10月・11月は22年度から大きく上方乖離しています。

 

■貸家は消費税駆込み着工

貸家は3万106戸で前年同月比+23.2%と大きく増えました。

 

月別の動きをみてみると22年度線から大きく上方乖離しています。あきらかに消費税駆込み着工によるものです。

ただ、昨年の7月・8月のエコポイントの締切駆込みでお大きく増えたのですが9月に反落していますので、今回も12月に反落が見込まれます。

■分譲戸建は1万戸前後での同じ動き。施工キャパ。

分譲の戸建は1万806戸でほぼ1万戸前後の動きとなっています。

リーマンショックより回復し、銀行が土地を買う融資を開始し始めたものが着工になり始めた22年6月より、ずっと1万戸前後で推移しています。

これはデベロッパーの施工キャパといっていいでしょう。主に基礎業者は現場で手作りになるために、その従業者数により施工戸数がかぎられてしまいます。そこに東北復興により職人が減っているために、1万戸を大きく増えることはないのです。

ただ逆に、各デベロッパーは既に土地の仕入れを昨年より増やしているために、着工予備軍はたくさんあります。そのため大きく減ることもありません。ただ、在庫が異常に増えているために、各企業の資金が底をつき建築できなくなることが予想てれます。現在の状況であれば、5月以降に「在庫ブレーキ」がかかることになります。

 

 

 

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