投稿日:2012年12月14日
日銀より各企業の業績見込みを聞いてまとめた「日銀短観」の12月現在分が発表されました。
全産業の最近の業績は大企業で「-3」となりで前回9月調査の「+2」より-5ポイント下がりマイナスに転落しました。中堅企業で「-5」となり前回調査より-3ポイント下がり、中小企業で-14ポイントで前回調査から-3ポイント下がりました。
ほとんどの産業で前回調査よりマイナスとなり12月現在の業績は悪いと答えています。特に中小企業は-14と悪いです。製造業のほとんどがマイナス20ポイントを超えている状況の中で、自動車関連が前回調査より-20となり大きく減らしてマイナス転落となりました。
前回調査よりプラスなのは通信と木材・木製品のみです。通信はスマホ拡大とiphone人気によるもので、木材は住宅着工が復興需要と消費税駆け込み着工により増えているためです。
そして前回調査よりマイナス20ポイント以上下がったのが、自動車と石油・石炭ですが、特に自動車は日本の製造業を代表するものであるのでこのマイナスは他産業への影響が強くて深刻と言えます。エコポイントの終了反動減と中国輸出の減少などによるものです。
その影響もあり、最もマイナスが大きいのが「鉄鋼」になっています。大企業でマイナス28で中堅企業でマイナス35で中小企業でマイナス31と規模を問わずマイナス30前後とかなり業績が悪くなっています。
先行きの見込みもマイナスが多く、景気低迷が続きそうです。