投稿日:2012年12月4日
新築一戸建ての10月の契約は前年に比べて増えましたが、エリアにより大きな差がつきました。
全体的に9月の契約が少なくて10月の契約は普通であったので、2ケ月分でみてみます。
一番契約戸数が多かったのは横浜市で709戸と2位の川崎市の3倍という多さです。ただ2ケ月の前年同月比では▼10%減りました。
前年同月比で増えたのは川口市と世田谷区です。
川口市は京浜東北線一本で東京駅に30分くらいで行ける近さでありながら、契約平均が3191万と安いのが人気です。また南北線という地下鉄もできて、都心へ縦に入る路線が2本になり、この南北線の駅周辺は地価が比較的安いこともあります。
世田谷区は人気住宅地が多く、路線もたくさんあり、新宿に渋谷に近いということが魅力です。そこで契約平均5955万円と6000万円をきってきて、4000万円台もあります。物件数が豊富になってきたのが契約を伸ばしている要因です。
逆に前年から減らしたのが、さいたま市と足立区です。
さいたま市は駅徒歩圏の物件が少なくて、バス便がおおくなっています。昨年は帰宅難民と計画停電の影響で大宮からさらに乗り換える路線が動かなかったり本数が少なかったために不便となり、それならばということで京浜東北線のバス便に人気が出たために契約が増えましたが、それが落ち着いてきたためです。
足立区は23区内で一番新築一戸建ての価格が安いために「足立区でもいいから東京23区内に住みたい」という都内人気ととにかく都心駅に近いということに押されたのですが、それが落ち着いてきて、よく言われる「防犯性」「教育レベル」などが23区の中で低いことが気にしています。また舎人線の開通に伴って物件が多く販売されたのが落ち着いてきたということもあります。
また10月の契約戸数のベスト10において柏市が契約ほ減らして圏外になってしまったためにベスト10から千葉県がいなくなってしまい、東京都が6ケも入りました。
これからすると新築一戸建ての契約が多いのが、足立区・川口市・板橋区・練馬区にさいたま市を加えた城北エリアが多く、世田谷区・杉並区・大田区に横浜市と川崎市を加えた城西ラインも契約が多くて、この2つのエリアでベスト10のほとんどを占めてしまいます。
震災の影響で、江戸川区から市川市・浦安市・柏市へのラインの契約が低迷しています。