投稿日:2012年11月9日
景気ウォッチャーの平成24年10月が内閣府より発表されましたが、全国の景気の現状判断DIは39.0となり前月比で▼2.2ポイント下がりました。
内容をみると下げ幅が大きかったのは住宅関連で前月から▼3.3ポイント下がり45.2となりました。ただ指数としてはまだ一番高くなっています。一部で消費税の駆け込み需要期待があり、それとは確定できないですが、客足は底割れはしていないようです。
一番悪いのが飲食関連で37.0ポイントとなつています。韓国・中国よりの観光客の激減に加えて、国内客は残業代の減少による外食の減少が増えているためです。
首都圏の南関東は32.9ポイントで前月より▼1.9ポイント下がりました。また、この32.9ポイントは全国最低に落ちました。主には家電店の不振が大きく、外食の不振などが響いている。
この南関東の長期推移をみてみると
10月の32.9ポイントというのは、20年7月に近いものでリーマンショック前夜と同じです。
本来の日本経済ならここで底打ちするこもできるでしょうが、震災の影響による貿易赤字基調にユーロ危機による輸出低迷に中国の輸出低迷が加わり、人口減少を遠因とするデフレというものがベースにあるために、簡単に底打ちできる状況ではありません。
また、景気ウォッチャーと新築一戸建ての契約とは「強い相関関係にある」のでその比較をみてみると
8月までは少し回復していましたが、9月に落ちて、10月はさらに落ちています。
そのために新築一戸建ての契約も9月・10月と低下することが予想されます。
現在集計中ですが、9月は契約戸数はかなりできているために10月は下がるものと予想されます。ただ、一部に消費税駆け込み需要の発生期待での契約促進が多くあり、それが契約を押し上げているといえます。