NEWS&TOPICS

新築一戸建ての平成24年度・第一四半期の市場動向

投稿日:2012年8月15日

新築一戸建ての平成24年度・第一四半期の市況動向がアトラクターズラより発表されました。

■契約戸数は増えたが、契約率は低下。

契約戸数は2万6905戸で前年より+1.3%増えましたが、新規販売が+12%と多かったために、販売中戸数が10.8%多かったので、契約率は低下しました。

新築一戸建ては販売・着工からだいたい4ケ月で建物完成し引き渡しとなることが多いので、販売期間は4ケ月が理想的であり、そのために契約率25%が好不調の目安となります。

それからすると、契約率19.9%は低調であったということになります。

4月は住宅着工・新規販売・契約が少なかったです。3月の決算・引き渡しに注力したために4月の準備が遅れたためです。

それが5月になり住宅着工は増えましたが、新規販売及び契約は低迷しました。電力業界の給与引き下げとか、残業が少なかった、夏の賞与が減る見込み、などにより、購買意欲が低下しました。

それが6月には住宅着工が1万戸を超え、新規販売も多かったために、営業が強化されて、契約も1万戸を超えました。史上最低の低金利やエコポイント終了見込みなどが押し上げました。

■価格は上がったが、契約価格は下がり気味。

契約価格は前年より58万円上がり、全国平均で3149万となりました。

新規販売価格が73万上がり、販売中平均価格が85万上がったのからすると、契約価格の上昇はやや少なくなっています。

これは、3000万以下の価格の低い地域での新規販売が減り、やや高い価格の販売・契約が増えたためですが、低価格物件の契約率が高くて、高価格の契約率が低いために、新規よりも契約価格が下がっています。

また新規販売価格よりも契約価格が100万低いですが、回転の違いとともに、完成在庫の値引きもあります。

4月は新規価格・販売中価格・契約価格の3つがほぼ一緒でしたが、6月には新規と販売は変わりませんが、契約価格のみが下がっています。完成在庫の値引きが発生したためです。

今後とも、新規販売価格と販売中価格はやや上昇を続けるでしょうが、完成在庫の動向により契約価格は下がります。ただ、横浜などの人気地区の価格は上がり気味といえます。

トラックバックURL

ページの先頭へ