世帯年収が下がった。
投稿日:2012年7月6日
厚生省が世帯年収について発表しましたが、平成22年は538万で前年より11万下がりました。

このように世帯年収は毎年下がり続けています。
原因は
①非正規雇用率の上昇
②年功序列終身雇用の崩壊による能力給制度採用の多さによる給料の不安定
③団塊世代が定年を迎えて年収が減った
④ITボーダレス経済化により生産価格が下がった
この中で18歳未満の子供を持つ世帯は前年度より39万2000円も減り、生活が苦しいと感じる世帯は69.4%にもなりましたが、この世帯の所得の減少は、日本経済の構造的な問題ですので、少し厄介です。
それを裏付けるように、「所得金額別の世帯数の分布」をみると

400万以下の世帯が、なんと46.5%もいるのです。
つまり、日本の世帯の半分は年収400万以下となってるということです。
この内訳はでていないのですが
①団塊世代が定年し、年収が減った・・・・約800万世帯で20%相当
②団塊ジュニア世代が30歳台で年収400万に届かない世帯がいる・・・・・約200万世帯で5%相当
③20歳台はまだ年収が400万以下・・・・・約500万世帯で12%相当
④高齢者単独世帯は年金収入のみ・・・・約200万世帯で5%相当
①団塊ジュニア世代の年収不足
②20歳台で非正規雇用により年収の伸びが期待できない人達
③後期高齢者で年金収入のみに頼っていて、毎月の生活が赤字の人
この3点になります。
これらの問題の解決はなかなか容易でしありません。
とすると、世帯年収はまだ下がり続けると考えられ、「生活が苦しい」という人が全国民の5割はすぐ超えると考えられます。
「国民総中流」の時代は去り、「国民総赤字」の時代になりつつあります。