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東京都の流入人口ナンバーワンは世田谷区

投稿日:2012年3月29日

平成23年の1月から12月で東京都に流入した人数の多い区市は

①世田谷区 3万1045人
②大田区  2万4311人
③練馬区  2万1229人
④江戸川区 1万9249人
⑤杉並区  1万8281人
⑥足立区  1万5976人
⑦江東区  1万4345人
⑧品川区  1万3339人
⑨八王子市 1万3160人
⑩新宿区  1万3118人
⑪町田市  1万2474人
でした。
東京都の住民票による人口動態表から算出されたものです。

■一番多いのはやっぱり世田谷区ブランド
 やはり人気ナンバーワンは世田谷区でした。世田谷といえば田園調布という超高級住宅地が浮かびますが、私鉄沿線では古い住宅地も多く、比較的安い賃貸があります。家賃が安くても、住所は「世田谷区」ですからブランドです。他人に聞かれて「世田谷」に住んでるというと恰好いいので人気です。
 また、湾岸よりは比較的に地盤は良いというのもあります。

■二位は大田区。地価が比較的安くて勤務地に近い。
 大田区は品川区と川崎市にはさまれていて、両方の地価より安いのです。それでいて、都心勤務でも川崎・横浜勤務でも近いということがあります。そのために賃貸住宅が通勤距離として割安となっています。
特に京急の沿線は23区人気でありながら、下町の風情もあり暮らしやすいと言われています。
 以前、住宅のプロが集まった時の雑談で、首都圏でどの線が一番いいかという話しの中で京急が一番ということになりました。
 ただ、賃貸が多いために、転出も多くて、流入流出の差引では+563人にとどまります。永住志向がやや薄いともいえます。

■三位は練馬区。一戸建てで人気。
 23区で一戸建てとなると地価が高いために、普通の人が買えるとなると、足立区から練馬区あたりの城北に絞られます。またその中で5000万円以下である程度の日当たりが確保できるとなると限られてきます。
 練馬区は一戸建てが4000万円台で買えて、2階建てもあるなど日当たりは確保できる区です。そして地盤は湾岸よりは良いので震度で6弱程度となるとか、石神井公園や大泉学園など環境も良いので消極的選択として選ばれている面もあります。
そのため、一戸建て分譲住宅の建築が盛んな区のために、流入人口が多いのです。

■四位は江戸川区だが人口増減では東京最大のマイナスに。震災の影響が大きい。
 江戸川区は流入が1万9249人でしたが、流出が1万9177人もいて、差し引きでは72人の増加にすぎませんでした。やはり震災の影響で流出が増えました。
 特に、外国人の流出超過が1552人もあったために、人口増減では▲2059人と東京都では最大の減少となりました。震災の影響を大きく受けたといえます。
 ただ、出生数は5891人と東京都内3番目と相変わらず、出生は多くて、保育所の数が多いなど子育て環境の良い区であることはかわりありません。

その他で特徴的なのは
■七位の江東区で人口増減では東京トップ。
 江東区は湾岸の代表エリアですが、人口増加では東京都トップになりました。
震災の影響で契約はしばらくストップしたのですが、震災前に契約して、竣工を迎えた人達がはいっきたためです。
 また転出は1万1521人と、思いのほか転出が少なかつたことも人口増につながりました。
地震の揺れと停電による不都合がありましたがもやはり都心に近く、湾岸の人気は底固いものがあります。

■九位の八王子市。震災後に地盤の良さで人気に。
 八王子市は東京市郡部としては流入が一番多くなりました。
新宿からは少し距離もあるのですが地価の安さで人気となりました。
八王子駅周辺は4000万以上するのですが、バス便になると3000万以下で販売されています。
山ですから地盤は強くて、空気も良くて、水もいいので、少々通勤時間がかかっても、震災後に人気となりました。

■また町田市も地盤の良さで人気に。
 町田市は全域とは言えないのですが、地盤の良さが人気となっています。また、公園や小売業や病院などの環境もよくて、日常的に暮らしやすいのが人気です。
 東京都の防災マップなどでも、防災の強い街の上位に挙げられているほどです。

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