投稿日:2011年12月27日
新築一戸建て分譲住宅の12月の動向の速報をパワービルダー主要社の契約状況分析からみてみます。主に首都圏を中心とした分析になります。
■契約率21%
ほぼ11月と同じですが、好不調の基準である25%よりは下回りました。12月は早く仕事納めしてしまうので、稼働日数が足らないために契約戸数が少なかったためです。それと販売中戸数が今年で最大となったこともあります。
■契約戸数 952戸
9月が多かったのですが、それ以降少しづつ減り、12月は1000戸を切りました。前年よりも2割弱少なくなっています。液状化問題やホットスポット問題で市外からの購入が減っているエリアがあるのと、その逆に地盤が安心なエリアなどで需要が増えていますが、新規販売が少ないために、契約が伸びていないのです。
■平均販売価格 3174万円
4月以降はほぼ同じ価格帯で推移しています。戸建分譲の適地といえる都心より1時間前後で駅徒歩15分以内の土地は上昇しているのですが、販売価格は上がっていません。それぞれの相場感価格での契約が多いために、相場感より高いものは契約されずに販売が長期間化して価格が調整されるためです。
■新規販売 900戸弱
9月の新規販売は1300戸超えで多かったのですが、それから毎月減り12月は900戸を切りました。稼働日数が足らないためと、開発行為や斜面地の造成・擁壁工事や地盤対策などで販売までの時間がかかっているのと、職人が東北の復興事業に行っているので職人不足のため着工が遅れているためです。
■全体感
契約は昨年や今年夏よりも減っていて、やや少ないですが、売れ筋物件は好調に売れています。
売れ筋は、地盤が強くて、耐震性が強くて、省エネ性が高くて、放射能の問題がなく、都心により近い物件ですが、このような物件の新規販売があまり多くは無く、好調に契約されています。
会社の大小にかかわらず、そのような物件をしっかり見極めて、リーズナブルな価格で買うことが必要です。