新築一戸建て分譲住宅の常識

10.サイディング・スレートは時代の標準

新築一戸建て分譲で比較的低価格の物件は、ほとんどが外壁をサイディングにし、屋根がスレートとなっています。
高額物件の場合は、屋根が瓦で外壁が左官塗りの場合があり、それに比べると質感が落ちるという感覚があります。

また、サイディング・スレートを使うと、デザインが「シンプルモダン」か[ナチュラルモダン」にならざるを得ません。デザインの方向性が狭くなるということもありますが、現在の戸建分譲の大半がこの2つのデザインであることを考えると、問題は無いと思います。

大きな違いは高級感になりますが、以前の低価格の代表という感覚ではなくなり、むしろサイディング・スレートが標準となって、差別化要因として塗りがあるという感覚になってきました。